―― デビューは2020年の12月ってことはもうかなり経ってますよね。ライブ配信を始められたきっかけを教えていただきたいです。
もともとイラストを趣味で描いていたんですけど、自分のイラストが動いて喋ってるところを見てみたいなって思ったっていうのが一番最初のきっかけです。IRIAMは一枚のイラストで動かすことができるんです。
最初は自分が配信しなくてもママ(ライバーのお姿担当)でもいいかなって思ったんですけど、娘とか息子として生まれてくれる子を一から探していくよりかは今自分がやっちゃった方が早いなって思って、思いきって始めたんです。
―― 配信始める前に何か準備とかされましたか?
今だったらデビュー準備中にTwitter で宣伝したり、他のライバーさんの枠を回ったりして知名度を上げてからデビューするみたいなのがお決まりの流れみたいになってるんですけど、モノは思い立ったが吉日!みたいな感じで事前準備なしでフォローフォロワー2人の状態でいきなり配信を始めちゃいました。
―― すごい行動力ですね。それまではイラストをpixiv とかにあげられてたっていう感じですか?
二次創作の活動用にアカウント使い分けてました。その時は自分の人格みたいなのはあんまり出してなかったですね。もともとVTuberとかバーチャルの世界も全然触れてこなかったんです。ほんまに何も知らんままバーチャル界隈に飛び込みました。
―― 実際にライブ配信を始められて、最初の頃のライブ配信はどういうことしゃべってらっしゃったんですか?
初配信の時は、親知らず4本を一気に一日入院で抜いた話をしたのを覚えてます(笑)ほんまに今と変わらん等身大の話をしてたんです。ただ、難しかったんはデビューする時に自分の性癖を詰め込んだ姿を産んだんですが、それが明らかにモノの声と合ってなかった。
―― 跳ねっ毛のハーフツインテールでちょっと背がちっちゃくてっていう。
元気いっぱいかつちょっと小悪魔っぽいみたいな見た目で、声どうしよっかなって配信ボタンを押すまで悩んでたんです。結局、誰か来てくれた瞬間に思い切って高い声を出したら、アニメ声がちゃんと出てくれて。それまでは、練習も何もしてなくて、高い声とかも出したこともなかったんですよね。自分でめっちゃびっくりしました(笑)
今の普段の配信は低めの声と高い声を使い分けてます。低い声用にかっこいい大人のお姉さんの姿を去年改めて産んだんです。元気な子の時は高い声でお姉さんの時は低めの声で配信してます。
―― 一発本番で高い声を出したり、新しく低い声用にモデルを産んだり、挑戦的ですね。
お姉さんの姿を産んだ時は、声のギャップが大きいから既存のリスナーさんにどう思われるかちょっと心配やったんです。でもいざやってみると、低い声のおかげで女性のリスナーさんが増えたりやれることが増えたりして幅が広がりました。あとは毎月新衣装を自分で用意して実装してるんですが衣装もいろんなのが着れるようになってより楽しめるようになりました!
―― 声の使い分けはどうやって決めてますか?
その日のノドの調子やったり、使いたい衣装によって使い分けてます。でも話す内容はほとんど変えてません。みんなにどっちの姿でも変わらなくて安心するって言われます。声が違っても、喋ってることは一緒やから。
―― ライブ配信をする上でこだわっていることはありますか?
休みの日にテレビの前で寝っ転がってくつろいで聞けるようなイメージで配信してます。気兼ねなく気負いもすることなく居れる枠にするんがモットーなんです。ワハハみたいな感じでのんびり聴いて欲しいなって思ってます。
―― 普段のライブ配信の時間帯は?
基本的には夜の8:30からです。その日の予定次第で前後したりはするんですが基本的には決めてます。自分の性格的に時間が決まってると「よーしこの時間になったら皆とお話できるぞ~!楽しみ!」って思えて、それがあってデビューからずっと毎日配信できてるんやろうなあとも思います。
―― イラストの方のお仕事についてもお聞きしたいです。普段はイラストレーターを本業として活動していらっしゃるんですよね。
この6月から本格的にイラストメインで動き始めたところなんです。実はライバーとしてOZONに所属するのと同時にOZONのイラストレーター事業部に入っています。今はOZONのイラストレーター事業部の仕事と自分のTwitterからお仕事をもらうっていう主に2パターンで仕事をやってます。それと、最近はSkebも始めました。Skebではちょっと安価に設定して、活動者さんだけでなくリスナーさんが自分のアイコンだったり推しのライバーさんへのファンアートだったりを気負わずに頼めるようにしたいです。
―― 料金表もはっきり決まってるんですね。
初めて依頼する人も多かったりするので気軽に声かけてもらいたくて、わかりやすいようにできるだけのことは最初に提示しておこうと思ってます。
―― イラストのお仕事をする上でこだわっていることはありますか?
お声掛けいただいた後に、ツイートを見たりしてどんな声かだったりどんな性格をされてる方なのかチェックするようにしてます。
―― 真剣な仕事ってそういうことですよね。
イメージの乖離や声と見た目のギャップがありすぎるのが個人的には嫌なんです。自分自身としてもクライアントさんとしても納得いかないだろうし、例えば、遊びに来てくれる人だって見た目が元気いっぱいな明るい女の子みたいな感じなのに、声が低音のハスキーな女性だったら最初はちょっとびっくりしますよね。イメージや声をお姿とすり合わせたいので、事前にいろいろ確認させていただくことが多いです。
―― 普段イベントはどんな風に参加していらっしゃるんですか?
事務所に所属してるライバーでは少し珍しいタイプではあると思うんですけどモノはガチイベをあんまり走らないライバーなんです。基本的には年に一回自分の周年記念のタイミングで頑張るという形でやってます。
―― それはどうしてなんですか?
モノの枠では落ち着きや日常感を大事にしてて。「疲れたな」とか「また一週間頑張らな」 とかそんな風にリスナーさんに思って欲しくないんです。参加するからにはモノもリスナーさんも上を目指したくなるし、それが続くとお互い疲れちゃいますからね。みんなモノの枠のことを実家とかこたつ感があるみたいに言ってくれるんですけど、その感覚を大事にしたい。やから、年に一回お祭りみたいな感じでワイワイ楽しみながらガチイベを走るっていうスタンスでやってます。
―― リスナーさんの気持ちに寄り添ってるんですね。
「お金投げなきゃ」って思って欲しくないので「ギフトは嬉しいけど、今投げたすぎて右手 めっちゃ震えてんねん」みたいなタイミングとかでくれたら嬉しいってリスナーさんにはいつも言ってます。
―― 早起きは得意ですか? 毎日のスケジュールは?
あまり得意ではないですね。夜型なところもあって明るい時間帯に活動するのは苦手です。イラスト本業になってからは朝の8:00ぐらいまで起きて昼まで寝てることが多いですね。週5出勤していた頃は4:00から5:00ぐらいまで起きて作業して1~2時間ぐらい寝て、起きて出勤してって感じで。イラスト本業になってリスナーさんたちから「安心した」って言われます。昼夜逆転のほうが活き活きとしてますね(笑)
―― 朝は苦手なんですね。
夜が基本的な配信時間なので、OKITELのおかげで朝にモノの声を聞いてもらえるのは良かったです。「みんなの日常に入り込む」をモットーに活動してるので。
―― OKITELを始めてみて反響はどうでした?
最初は「枠で毎日話してるしOKITELはいいかな」って言ってらっしゃった方が、「普段の枠だとなかなか言えないことがOKITELのおかげで言えて、特別感があるみたいなのが楽しい」って言っていただいたんです。
OKITELの「やることリスト」機能って毎日はなかなか思い浮かばなかったりする人もいるんですが、吹き込みがなかったときモノが勝手に「やるべきリスト」を作ってリスナーさんにできたか聞いています。例えば「今日の〇〇のやることリストは鼻歌を歌うでした!今からでも間に合う!!!」みたいに。
それに「できたよ」って返ってきたら、次の時に「何の鼻歌歌ったん?」って聞いたりしてます。
―― 素晴らしい使い方をお伺いしました。
「今日は何言われるんやろう」っていう別の楽しみみたいなのも生まれると思うんです。
―― リスナーさんの吹き込みに関しては、どういう方向性で対応されてます?
地声の方やと普段から近所のお姉さんみたいにやってることが多いんですが、OKITELでも一緒にわちゃわちゃ遊んでる感みたいなのを出そうとしてます。日常のほんまに電話でやり取りしてる感を大事にしてますね。リスナーさんに「そういうことがあった」って言われたら「モノはさー今日こういうことがあって」みたいに返すのが楽しいです。
―― ライブ配信では出てこない特別な情報を知れてリスナーさんも嬉しいでしょうね。
配信でもOKITEL使ってくれてるリスナーさんに「こういうやりとりしたやんな」みたいに絡んだりしてますね。こんな風に友達みたいなやり取りしてるんやでってリスナーさんにOKITELの楽しさを伝えようとしてますね。
―― ありがとうございます。最後にファンの方に一言お願いします。
いっつも言ってるけどモノは一生世呑モノです。おばあちゃんになっても世吞モノです。活動を始めて今はたった2年半やけど、これから先も絶対にみんなの近くにいます。これからも友達みたいに末長くよろしゅうしてもらえるとめっちゃ嬉しいです。
受電時間帯: 朝
電話先: 通話アプリ
選べる機能: 朝機能
機能詳細はこちら
1,000 円(月額・税込) 今すぐ無料で試す
受電時間帯: 朝・夕
電話先: 通話アプリ
選べる機能: 全機能
機能詳細はこちら
返答曜日: 月曜日 水曜日 金曜日
5,000 円(月額・税込) 今すぐ無料で試す