―― IRIAMとYouTubeでは別の活動をしてらっしゃるんですよね。
蜜猫はになはホテルの給仕係なんですが、 YouTubeでやってるVTuberはそのホテルのオーナーという設定です。蜜猫はになとしてはオーナーが配信活動をしてるのを見て「すごい楽しそうだな、オーナーより人気者になれれば下剋上して僕がオーナーになれるかもしれない」っていう 野望を抱いてIRIAMに進出しました。
―― 自身のキャラクターについて教えていただいていいですか?
はになはマヌル猫が擬人化したキャラクターなんです。マヌル猫は、世界最古の猫と言われていて肉食獣で獰猛っていうイメージがあったりするんですけど、敵対モードのとき以外はまったりしてるんですよね。見た目もフォルムがずんぐりまったりな感じなので、活動としてはまったり癒せる雰囲気にしていきたいなと思ってやってます。
―― どうしてYouTubeの方と同じキャラクターでやらなかったんですか?
リスナー層のイメージが違ったんです。IRIAMの方は学生さんみたいな若い方が多いイメージがあったので、元気で等身大の方が親身に感じてもらえると思いました。オーナーの方は社会人向けの配信や管理栄養士の資格を生かした配信をしたいと思っていたので、ニーズで分けて内容やキャラも変えたりしてるんです。それで、オーナーと従業員でお互いの配信で関連性を持たせてます。
―― 管理栄養士もされてるんですね。
食べるのが大好きだったのと当初他に将来の希望もなかったんで、とりあえず花嫁修行と思って取っちゃいました。
―― 管理栄養士なんてそんな気軽には取れなさそうですけど……。すごいですよね。
自由奔放な性格をしてるので。試験関係も「落ちたら落ちたでいいや、とりあえずやってみよう」って、思いつきでやってしまうんです。運良く取れたって感じですね。
―― IRIAMとの出会いや最初の印象について伺いたいです。
実はIRIAMを知るより今お世話になってるOZONさんの方を知ったのが先だったんですね。知り合いがOZONさんに入っていて口を開けば「OZONはいいぞOZONはいいぞ」ってすごい言ってて、でも全然知らなくて検索したらIRIAMさんで有名な事務所さんなんだっていうのを知ってそれがIRIAMとの出会いでした。
―― IRIAMとYouTubeの違いは感じました?
一番初めにびっくりしたのがIRIAMはコメントラグが少ないんです。初めてコメントした時にレスポンスがすぐ帰ってきたから「これもしかして違う人に言ってるのかしら」って思ったら「君だよ、君」って言われて。YouTubeだと反映までに1分30秒くらいかかるんです。もう次の話題行っちゃった後にコメントが反映されるから、コメントがしづらいですよね。
―― さすがライブ配信特化アプリですね。
はい、ギフトとかの反映で画面一覧が変わってくるのが本当にすごいんです。私、舞台とかも趣味で見に行ったりしてて、コロナ前はコール&レスポンスが2.5次元舞台で流行ったりしていて、自分の応援した声が後日ライブ映像に入ると、「ここら辺に私いた!」って後々も楽しめるっていうのが醍醐味でした。IRIAMは、自分のコメントや投げたギフトがその場で反映されて枠の雰囲気が一瞬で変わっちゃうっていうところが「沼りそう!」って思いました。
―― 確かにYouTubeでは赤スパチャ投げてもド派手には変わらないですもんね。OZONさんに入られてキャラクターは自分で作られたんですか?
自分の希望をオーダーしたんですけど、絵師さん方がすごかったです。私の時はお二方にラフをまずお願いしてどっちにするか決めたんですけど、同じオーダーをしても全然違うんです。「どっちもいい! どうしよう!?」って、そこで一週間くらい迷いましたね。
―― 初めてイリアムで配信された時のことを伺いたいです。
すごい緊張してて、ほぼほぼ記憶にないんですけど、最初の企画で「はにな」って名前なので「はじめましてを82回言う」っていう企画をしたんです。Twitterで仲良くなった方や事務所の方なんかがいっぱい来てくれて、緊張してたから「挨拶を言う」っていうのにリソースが全部持ってかれてしまって、数が数えられなくなっちゃったんです。リスナーさんが「この猫、数数えられないけど大丈夫か?」って心配してくれて「今いくつだよ。大丈夫数えてるから」っていうコメントも頂いて。おかげで未だに「大丈夫、今日はやらかしてない」っていう風に兄みたいなリスナーさんに見守られながらの配信って雰囲気になってますね。
―― デビューって結構最近ですよね。2023年6月22日ですか。
実はOKITELさんのサンプルボイスの仕事が私の初めての声出しだったんです。「どんな声か気になるよ」って言ってくださった方には「今ね、ここで聞けるから、聞いてね」って言って知っていただいたりしてました。私のホームページだと勘違いされた方もいらっしゃいましたね。
―― 配信内容についてのこだわりとかがあれば教えてください
基本雑談しかしてないんですけど、一家団欒みたいな雰囲気になってるのかなと個人的には思ったりしてます。家族で夕飯食べてる時に今日はこういうことあったんだって伝え合ったりする、みたいなイメージです。
―― リスナーさんの話も聞いてらっしゃるんですね。
IRIAMさんは YouTubeと違ってコメントのラグがないんです。それで、リスナーさんの Twitterたまに覗きに行って配信のときに「〇〇さん、今日こんなことあったんでしょ。どうなの?」みたいな感じで話を振ってみたりします。そうしたら他のリスナーさんも話に乗ってくれるんです。配信者が主人公ではなくて、みんなの話も聞いて私の話はちょっと多めに聞いてもらってって感じです。
―― ライブ配信で こだわりとかってあります? ここは気をつけてるとか。
例えばなんですが、企画の罰ゲームで腹筋をするんです。ノルマの腹筋を「借筋」というんですが、借筋のカウントをあるリスナーさんに任せていたら、そのリスナーさんが来ないとわからなくなっちゃったということがあったので、頼りすぎないように気をつけています。私はリスナーさんを好きになりすぎて距離を詰めがちなので、愛が溢れすぎないようにしないとって思ってます。
―― イベントのお話をうかがいたいです。
背景イベントによく出てます。背景は季節ものや華やかなものだったり、種類がたくさんあるので「これも欲しいあれも欲しい」ってなっちゃうんです。
―― バナイベについてお聞きしたいです。
バナイベは戦場ですよ。仕事して帰ってきてから深夜に配信して、「今日〇位までいきました~。ありがとう~」って言って配信を終わるんですけど、次の日に配信 つけた時に20位分ぐらいガンって落ちてて「えーーー」ってびっくりしちゃいました。
―― 激戦ですね。
みなさんの応援のおかげで33位まで上げていただきました。私がコメント返すので手一杯になってる中、リスナーさんが順位を教えてくれるんです。本当に一身になって応援してくださったので嬉しかったです。
―― バナイベではどういう内容の配信をされたんですか?
内容に関しても本当にリスナーさん頼りで、相談に乗ってもらってたんですけど、私がひいひい言って苦しんでるのを見て楽しみたいって方が多いんです。腹筋の企画にしても、初めは意地悪なお兄ちゃんが「おら頑張れよ」ってニヤニヤ見てたのに、最後の方になると「無理しなくていいんだよ」ってすごい心配してくれるんです。「私優しくされるとちょろいんだからやめてよ」って逆に牽制したりして。リスナーさんありきの配信だったなって今でも思いますね。
―― 配信の時間は決まってますか?
全く決めてなくてゲリラでやってます。社畜なので深夜が多いです。終電で帰ってきて帰り道歩きながら配信する時なんかもあったりします。
―― 終電で帰ってきて、ライブ配信するってかなり体力があるんじゃないですか?
終電で帰ってくる時っていうのはお酒が入ってるので、気分良くなって配信したくなって突発的に始めちゃうことも多かったりします。リスナーさんは「大丈夫? ちゃんと帰れる?」って言ってくれて、帰り道ついてきてくれる彼氏みたいなイメージです。送ってくれて嬉しいな優しいなって思いながら配信してます。
―― 日々のスケジュールは?
だいたい6時ぐらいに起きてます。朝ご飯を食べないと力が出ないタイプなので、早めに起きるんです。で、7時半ぐらいに家を出てお仕事に行って、早い日は20時ぐらい、遅い日は終電で帰ってきて、配信しながら帰ったりします。
早く帰ってきた日は、お風呂入った後に配信します。この間は、ドライヤーが火花吹いて壊れちゃって、「今日ドライヤー壊れたから髪の毛乾かせないんだよね~。でも Amazon さんから今日来るらしいから、ドライヤー来るまでみんなちょっと一緒に話してて」って言って配信してました。日常の空いた時間に、今困ってることなんかをリスナーさんに話したりして、だいたい配信が終わるのが1時か2時ぐらいです。
その後にちょっと仕事の残りだったりとかTwitter見てリスナーのみんなの呟きを見て、3時から4時に寝て6時に起きる生活をしてます。よくみんなに Twitter 監視するなって言われたりするんですよね。
―― めちゃくちゃタフですね。休みの日はどうしてます。
休みの日はもう 半日ぐっすり寝たりしてます。この前の土曜日に朝の8時から夕方の6時ぐらいまでの間一回も目が覚めなくて、それを配信で言ったら「猫だからしょうがないね」「猫って人生の半分以上寝てるらしいよ」なんてリスナーさんに言われちゃいました。休みの日はショートワークをやっているので、配信はその休み時間とか寝る前とかにやってます。
―― ファンの方にはOKITELはどんな風に使っていただいてるんですか?
使っていただいてる方の一人に夜勤の仕事をしてる方がいるんです。「リアルタイムで聞けないのが悲しいから」って話をしてくれました。夕方ぐらいにおはようって言ってくれたら嬉しいなって言ってくれたり。
その夜勤のリスナーさんは配信に来たいのになかなか来れないみたいで、リスナーさんの吹き込みに対してライバーが返すっていうサービスを喜んでくださったんです。その方はYouTubeからの方でした。YouTubeってどちらかといえばリスナーは自語りするなっていう文化があるんですが、配信中だったらうーんってなるようなことでも安心して推しに伝えられるっていうのが気に入ってくれたみたいです。私も「こういう感じの声してたんだね」みたいな、OKITELのサービスでしかできない話をしたりしていました。
―― 他のファンの方のお話もお聞きしたいです。
夏に朝のボイスを「熱中症気をつけろよ」みたいな感じに変えたんです。そのタイミングでリスナーさんがハッシュタグでリプを送ってきてくれて、配信中も「今日猫に起こされたよ」コメントをしてくれるので、私としても「今OKITELっていうのをやってるんだ」っていうのを話しやすかったりして大変助かってますね。
―― OKITELを利用していてよかったことはありますか?
リスナーさんがTwitterで「今日はになに起こされました」って呟いてくれてるのを見ると、日常で僕のことを思い出してもらえてるんだと思えるんです。リスナーさんの日常に入りこめてることを感じられるのが嬉しいんです。僕がリスナーさんを思い出してるとき、リスナーさんもまた僕を思い出してるっていう相思相愛感があって満たされてますね。
―― 最後にリスナーさんへ一言。
ライブ配信以外でも君と いっぱい 話したいので毎日僕におはようさせろ~!!!
いつもありがとう、これからもいっしょにいてね🐾
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